電気工事の役割

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電気工事とは

電気工事は面白い!
電気工事は社会インフラを支える重要な仕事

電気工事は電気を安全に供給し、電気設備を適切に設置・維持・管理するとても重要な仕事です。
火災や感電などの事故の防止や快適で安全な生活環境を確保します。
電気工事は社会インフラとなり、経済活動や生活を支える必要不可欠な仕事です。
ひとつとして同じ現場がなく、達成感や成長を感じることができるとても面白い仕事です!

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電気が通るまでの流れ

役割

電気工事には現場施工・施工管理・設計・積算など、
それぞれの役割分担があります。

電気工事の流れ

1.企画、設計

建築にかかる費用など必要な情報を集め、計画や設計図を作成していきます。
主には元請けさまの仕事になり、工事の基礎となる欠かせない工程です。

2.各種図面作成

計画や設計図をベースに施工図、施工要領書・安全作業計画書等を作成いたします。
品質に直結する工程でとても重要です。
現場代理人・現場担当者が担当します。

【施工要領書】
施工ルールや使用工具を記載します。
【施工図】
施工に必要な情報の詳細を記載します。
【安全作業計画書】
施工者が安全に作業を行うための計画を記載します。

3.接地工事

電気を安全に使用できる基礎を構築
電気設備を大地と接続し、漏電や落雷時の感電・火災・機器の故障を防ぎ、安全に使用するための工事です。

4.躯体工事

電気が流れる通り道を!
建物の骨組みをつくり、電気を通していくための準備を行います。
【スラブ配管工事】
コンクリートの床にコンセントや照明用の配管を埋め込む
【インサート打設工事】
配管やケーブルラックに鉄製のネジを埋め込む。
【スリーブ取付工事】
・床や壁に穴を開けケーブルを通せるようにする。

5.ケーブルラック工事

各種ケーブルを乗せるケーブルラック
配線を格納するために各種ケーブルを乗せるケーブルラックを自走式の高所作業車等で設置します。
メンテナンス・施工がしやすくなります。

6.内装工事

建物全体にケーブルを配線
隠ぺい配管や露出配管を状況により使い分け、コンセント・リモコンスイッチ・調光スイッチ・各種機器設備を接続するための配線を建物全体に敷設します。
分電盤の工事も、内装工事時に行います。

7.仕上げ工事

電気を扱える環境を調整!
スイッチ・コンセント・照明などを取付け、電気を利用できる環境を整えます。
高圧を変圧する受電設備の取付けもあわせて行います。

8,試運転、調整

最終チェックを行い試運転!
安全面の確認、計画通りに電気を使用可能かのテストを行い、調整しながら完成度を高めていきます。
機能的なテストはもちろん目に見えない箇所も細かくチェックします。

9.施工完了

施工終了です。
大規模建築物の作業例です。
半年から長ければ3年以上の時間をかけ電気は建物に通っていきます!